サステナブルバリュー統轄事業部(SV統轄事業部)/KPMGあずさサステナビリティ
サステナビリティを企業価値へつなげる。
現代企業の最も重要な経営課題の1つ
かつてサステナビリティといえば、企業の社会的責任(CSR)として位置づけ、社会貢献活動の一環として取り扱われていた時代があり、当時は、サステナビリティが企業経営に重要な影響を及ぼす1つの要素という考え方は、マイナーでした。
しかし近年では、気候変動はもちろんのこと、生物多様性、人権問題、食糧問題、サーキュラーエコノミーなど、サステナビリティという言葉が包含する領域は大きく広がり、社会の関心も非常に高まっています。
同時に企業に対しても、単に法律を順守するだけにとどまらず、サステナビリティ課題の解決に主体的に関与することがさまざまなステークホルダーから求められるようになりました。投資家に代表される企業のステークホルダーからその期待に背いていると判断されることは、企業価値を大きく損なうことにつながりかねません。
サステナビリティはもはや企業にとってCSR活動の一部ではなく、資本市場からの評価に直結する経営課題となっています。企業が持続的に成長し、自らの価値を高めていくうえで、サステナビリティは最も重要な経営アジェンダの1つになったといえるでしょう。
さらに2027年には、時価総額が3兆円以上のプライム市場上場企業に対して、環境や人的資本などに関するサステナビリティ情報の有価証券報告書への開示が義務化されます。今後、企業はこれまで以上にサステナビリティ課題に向き合い、経営として対処していくことが求められるようになっていくでしょう。
戦略構築から第三者保証まで、ワンストップで提供
サステナブルバリュー統轄事業部では、「社会に信頼を、変革に力を」というKPMGのパーパスのもと、企業のサステナビリティ課題への対応を通じた企業活動の変革の支援と資本市場においてサステナビリティ情報を社会インフラとして活用するための業務提供を行っています。
サステナビリティに関する事業影響の分析・評価や、施策立案、実行体制の構築、情報開示およびその情報収集体制の構築、第三者保証まで、ワンストップでサービスを提供していることが私たちの特徴です。
そのサービス内容は幅広く、制度開示対応や保証以外の主なサービスとして、GHG(温室効果ガス)排出量算出や、科学的根拠に基づく排出量削減目標であるSBT(Science Based Targets)を参照とした適切な目標設定支援、生物多様性や自然資本の変化に伴う影響評価などを手がけています。
また、グローバルなサプライチェーン全体を通じた人権リスクの評価(人権デュー・ディリジェンス等)や、工場における環境・労働安全衛生のコンプライアンス調査と課題対応、M&Aに起因するESG関連のデューデリジェンスの実施支援など、企業が直面するさまざまなサステナビリティ視点での経営課題に対して伴走しています。
私たちは、サステナビリティ課題への対応を企業の持続的成長に向けた重要な経営変革の1つと捉えています。そのため、課題への対応そのものだけでなく、企業価値向上につながる形での実装や定着化を支援しています。
サステナビリティ領域における豊富な知見と専門性
KPMGあずさサステナビリティ株式会社では、資本市場においてサステナビリティ情報の重要性が高まる以前から、サステナビリティ情報に関する第三者保証業務を提供してきました。20年以上にわたり蓄積してきた知見と実績は、この領域における私たちの大きな財産となっています。
現在、サステナブルバリュー統轄事業部はKPMGあずさサステナビリティ株式会社と一体運営でサービス提供をしており、アドバイザリーと保証の双方の知見を活かしたサービス提供が可能です。我々の強みは、サステナビリティ領域において長年にわたり培ってきた知見と、多様な専門人材を有していることです。
また、気候変動、自然資本、人権、人的資本、サーキュラーエコノミーなど、サステナビリティ領域の各テーマにおいて高度な専門性を持つプロフェッショナルが多数在籍していることも大きな強みです。多様な専門人材が連携することで、企業が直面する複雑な課題に対して、多面的な視点から支援しています。
こうした長年の実績と豊富な専門人材を背景に、現在では名だたる上場企業の多くに対して、サステナビリティ領域のアドバイザリーサービスおよび保証業務を提供しています。こうした豊富な支援実績は、私たちへの信頼の証でもあります。
自分自身をアップデートし、時代の先端を走る
サステナブルバリュー統轄事業部では、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。会計・財務領域の経験者、コンサルタントとしてシステム導入に携わっていた人材、政府関連機関で国際業務に従事していた人材、シンクタンクでリサーチを行っていた人材など、その経歴はさまざまです。
共通しているのは、社会を持続可能な方向へ変えていくためには、企業の変革を促すことが重要だという考えを持ち、自らの専門性を高め続けようとしている点です。
サステナビリティ領域は今も急速に進化しています。企業が向き合うテーマも日々変化しており、ルールや評価基準も発展し続けています。そのため私たち自身も常に学び続け、知識やスキルをアップデートしていく必要があります。
だからこそ、この領域には大きな成長機会があります。正解や前例が確立していないテーマに挑戦しながら、自ら考え、新しい価値を生み出していくことができます。
サステナビリティはまだ完成された領域ではありません。未来のスタンダードを形づくる側として、企業や社会のあり方に大きな影響を与えられることこそが、この仕事の最大の魅力です。時代の先端を捕まえて、サステナビリティ視点での企業活動の変革とよりよい社会の実現にむけた貢献ができる、それがサステナブルバリュー統轄事業部で働く醍醐味といえるでしょう。