FSADメンバーインタビュー:K.T
横のつながりと相手へのリスペクトがある。
K. T
有限責任あずさ監査法人
金融アドバイザリー事業部
アソシエイト
2024年入社
Profile
幼少から高校卒業まで米国で育ったが、知らない世界を見てみたいと、大学からは日本へ。国際関係法学科に在籍し、法律(仲裁)、調停と交渉の各分野の国際大会に出場した際は上位の成績を修めた。趣味は写真で、社内のイベントで撮影係を頼まれることがある。退社後や週末はジムに通い、汗を流してリフレッシュ。PCを自作するなど、デジタル領域への関心も高い。
金融業界に特化したアドバイザリーの道へ
頭を使ってロジカルに考えることが好きだった私は、高い知的生産力が求められるコンサルティング業界に魅力を感じていました。また、高校卒業まで米国で育ったため、英語力を強みとして活かせる国際的な業務に携わる環境も求めていました。あずさ監査法人への入社を決めたのは、この2つの軸に合致していたことに加え、金融業界に特化したアドバイザリー業務に従事できることが理由でした。
金融業界の歴史を紐解くと、古くは1920年代の米国大恐慌、最近では2009年のリーマン・ショックなど、リスクとリワードのバランスが崩れたことが引き金となって問題が起きています。こうした点が金融ならではの面白さだと感じました。採用イベントのあずさ監査法人のブースでこのようなお話をしたところ、採用担当者から「金融アドバイザリー事業部なら望みどおりの仕事ができるのでは」と教えていただいたのです。
しかしながら最終的な決め手となったのは、採用イベント後も「体調はどうですか」と気遣うメッセージを送ってくれるなど、まだ入社もしていない私に対してきめ細かくフォローをしてくれ、人を大切にするカルチャーが根づいていると感じたためでした。ひと言で言うなら、“良い人”ばかりの組織だと実感したのです。社会人としてスタートするに当たって職場の心理的安全性は極めて重要ですから、入社するにはここしかないと決断しました。
ビッグプロジェクトにチャレンジ
現在私が担当しているのは、日系大手金融企業が海外の金融事業を買収するに際してのPMI(組織の統合プロセス)支援、暗号資産交換業者におけるオペレーションリスクの洗い出し支援と、日系金融企業の米国進出の支援です。これらはあずさ監査法人が総力を挙げて取り組んでいる大型プロジェクトであり、2年目という浅いキャリアの私がアサインされたこと自体、大きな驚きでした。強みと自負していたロジカルな思考力や英語力などを期待して、アサインしてくれたのだと思います。これほどダイナミックな案件に若手でもチャレンジできることは、あずさ監査法人ならではの魅力でしょう。
具体的な業務としては、組織統合によって懸念されるコンプライアンス違反のリスクを洗い出し、その対応策も含めてクライアントと協議しております。海外を含めた関係各所とのコミュニケーションスキルや内部統制報告制度(いわゆるJ-SOX)の知識など、プロジェクトを通じて多くのことを学んでいる最中です。
暗号資産交換業者に関するプロジェクトについても、ガバナンス面・オペレーション面におけるリスクのギャップ分析等に携わっています。暗号資産は金融業界における最先端の分野でもあり、前例やお手本が少ないところにとても面白みを感じています。最新テクノロジーの知見を吸収しつつ、自分の頭で考え抜かなければならないことは、難しさであると同時に大きなやりがいにもなっています。
また、日系企業の米国進出支援では KPMG米国と緊密に連携し、これまでの経験を生かして日米間の文化・言語の橋渡し役を担っています。初の出張としてニューヨークに派遣され、現地では KPMG米国チームおよびクライアントとの会議・会食に同席し、新オフィスも訪問。プロジェクトのスケールとスピード感に触れるなかで、プロフェッショナルとしての自覚と責任を強く実感しています。
楽しみながら人脈を広げることができる
入社1年目、社会人としてのリテラシーや仕事に必要なスキルを早く身につけなければと、自分を急き立てるように過ごすなか、とても驚いたことがあります。「会社は仕事の場であって、それ以上でもそれ以下でもない」。そんなイメージを学生時代には抱いていましたが、それが一気に消え去ってしまったのです。理由は、KPMGジャパンのコミュニティです。
コミュニティとは、スポーツ観戦や英会話など、さまざまな趣味嗜好やテーマのもと、KPMGジャパンの各ファームの職員が横断的に集うサークル活動のようなものです。例えば最近だと、スポーツ観戦コミュニティ(正式名称Sports Viewing Community)に所属するKPMGジャパンの各ファームの従業員とその友人・家族計30名で、バスケットボールの試合を観戦しました。ブザーと同時に加点した時はものすごい盛り上がりで、そこで知り合った他ファームの人たちと食事に行きました。なかにはKPMGメキシコから短期派遣された方もいて、皆で遅くまで楽しく話せたことは今後の良い思い出になると思います。こういったコミュニティが実に心地よいのですが、単に「楽しいサークル活動」では終わらない大きなメリットがあるのです。
あずさ監査法人、そしてKPMGジャパンの各ファームには、さまざまな分野における高度な専門性を有するプロフェッショナルが在籍しており、そういった多くのプロフェッショナル同士の横のつながりが、わたしたちの強みの1つです。もちろん業務を通じてプロフェッショナル同士の人脈を広げる仕組みは用意されているのですが、このコミュニティが仕事以外の場での人脈形成の貴重な機会となっているわけです。
特に私のようにまだ経歴が浅い者にとっては、他部署や他のファームに仲の良い人がいて気軽に相談できるというのは、とても大きな武器になります。私もさまざまなコミュニティを楽しみながら、多様な専門性を持つ方々とのネットワークが築けましたし、特に階層を越えた交流にもなりますので、パートナー層など大先輩との関係を深めることもでき、こういったコミュニティの存在には大変感謝しています。いずれ私も、趣味の写真についてのコミュニティを立ち上げたいと考えていますので、これから入社される後輩の皆さんにもぜひ、積極的に参加してほしいと思っています。
リスペクトのカルチャーが根づいている
金融業界はインフラでもあり、社会に与える影響の大きい分野です。私はこれからも金融業界のクライアントに向けたアドバイザリー業務に携わりたいと考えており、今はそのための基礎を磨いている段階です。もっと多くのプロジェクトで経験を積みたいと考えているので、上司にはできるだけ多様で、難易度の高いプロジェクトにアサインしてほしいと希望を伝えています。多様な経験を重ねていくことで、まずは誰からも頼りにされるプロフェッショナルになることが、当面の目標です。
私の強みの1つは英語ですので、ベテランの先輩から英語の業務に関するアドバイスを求められることがあります。あずさ監査法人、そしてKPMGには、このように年次に関係なく、助言を求め助け合うカルチャーがあります。誰もがそれぞれの分野で高い専門性を有するプロフェッショナルであるという自覚があるからこそ、お互いをリスペクトするカルチャーが根づいていて、それがKPMG全体を押し上げることにつながっているのだと感じています。
※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。