メッセージ

サステナブルバリュー統轄事業部(SV統轄事業部)/KPMGあずさサステナビリティ


サステナブルという言葉が特別なものでなくなる未来を目指して。

より高みを目指す人が人を呼び、集まった専門家集団

あずさ監査法人は、大手会計事務所の一角として、財務情報を信頼性の高いものにするために企業をサポートすること、つまり会計監査を主な業務として成長してきました。その一方で、私たちは20年以上前から、サステナビリティ課題に対応する企業の支援も行ってきました。これには、私たちのパーパス(存在意義)である「社会に信頼を、変革に力を」が大きく影響しています。企業が公表する情報は、財務情報だけではありません。財務情報にとどまらない、幅広い情報の信頼性を高め、社会や環境に関する課題に向き合う企業を支援することは、私たちのパーパスそのものであると考え、サステナビリティ領域の専門チームとともに歩んできました。
そうした歩みの中で、私たちが高い専門性をつちかってきたサステナビリティ情報の報告や保証は、今や国の制度に組み入れられつつあります。そして、企業がサステナビリティの課題にどのように向き合っているのかが、株主や投資家、さらには一般消費者といったステークホルダーから厳しく問われるようになっています。それに伴って、私たちが提供するサービスの領域は大きく幅を広げています。
サステナブルバリュー統轄事業部では、サステナビリティ情報の第三者保証の領域で豊富な実績を有するKPMGあずさサステナビリティとも連携し、10の分野でESG関連のアドバイザリーサービスを提供しています。

私たちの最大の強みは、圧倒的な数のESGの専門家を揃えていることです。先駆的にサステナビリティ領域に取組んできたこと、また社会をより良いものにしたいという思いを持つメンバーが多いことから、“人が人を呼ぶ”環境が出来上がり、高い理念や目的意識を持った人材が吸い寄せられるように集結しています。こうした優れた人材がそれぞれの専門性を活かしてチームをつくり、サステナブル経営の戦略構築から具体的な施策の実装、情報開示、保証業務まで、幅広く支援しています。

内 聖美
サステナビリティとは、オポチュニティである

企業がサステナビリティに関する取組みを経営に組み入れるにあたって、起点となる取組みの1つがマテリアリティ分析です。企業活動を通じてどれだけの環境負荷(あるいは人権などの侵害)が生じるのかという観点を経営上の意志決定において考慮することが不可欠で、私たちはそのために必要なマテリアリティ分析に関する支援を多く行っています。
サステナビリティと聞くと気候変動をイメージしがちですが、企業活動に影響のある課題は、他にも多くあります。そして、企業がそういった自身のリスクに気づいていないことも珍しくありません。マテリアリティ分析は、それらを明らかにし、企業をサステナビリティ戦略の適切なスタート地点へ案内するという、とても重要な取組みです。
例えば、医薬品メーカーでは製造工程で排出されるCO2が意識されがちですが、マテリアリティ分析を通じて、実はオーバードーズなどを防ぐための人権領域の取組みも大切であることが明らかになることがあります。このように、その企業が取組むべきは何かを明らかにし、そのうえで経営戦略の立案、施策の実装、開示へとつなげていきます。
サステナブル経営はリスク管理という側面が強いのは事実です。ですが、そうではなく、サステナブルな経営をすることでより企業が成長する、つまりオポチュニティの創出であるという認識も、とても大切です。

内 聖美
想いを実現できる場所でありたい

サステナブルバリュー統轄事業部を率いていく上で、私が大切にしていることがいくつかあります。
1つは、本物の多様性です。それは、性別や年齢、国籍といった属性の多様性だけではなく、メンバーの1人ひとりが何らかの強みを持ち、その強みの“カケラ”を持ち寄って、互いを理解し尊重し合いながら新しいことにも挑戦し、ともに成長していける組織文化を指します。
2つ目は、心理的安全性です。言いたいことが正面から言える、人の話は否定せず、素直に受け取る。上司に対して、新人であっても真っすぐに意見を言うことができ、そしてそこから建設的な議論が始まる。そんな成熟した組織でありたいと考えています。
最後は、ウェルビーイングです。仕事が忙しくても、仕事とプライベートを両立できるよう、定時以降のメールは配信しないなどの原則を共有しています。サステナビリティ課題を取り扱う部署だからこそ、それぞれが最もハッピーな働き方ができる環境を大切にしています。
私たちは、社会に貢献したい、より良い世界にしたいと、本気で考えている方を求めています。そして私たちが、そうした強い想いを持つ方の望みを実現できる場所でありたいと、心からそう願っています。
サステナブルであることが当たり前のこととして受け入れられ、サステナブルという言葉を使う必要もない未来を実現するために、ぜひ皆さんのお力を貸していただきたいと思っています。

内 聖美

大槻 櫻子 Sakurako Otsuki

有限責任 あずさ監査法人
サステナブルバリュー本部副本部長
サステナブルバリュー統轄事業部長
パートナー 公認会計士


Profile
1994年、朝日監査法人(現あずさ監査法人)入所、監査業務に従事する。2007年より内部統制導入支援、国際会計基準導入支援、統合報告書導入支援等のアドバイザリー業務に従事。さらにKPMGにおける統合報告書・コーポレートガバナンス関連の情報提供・ソリューション提供の推進に向けて、調査分析、情報発信等に従事。2023年より現職。KPMGあずさサステナビリティ株式会社代表取締役。


事業紹介

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社員インタビュー1

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