職員インタビュー3

DIA統轄事業部


業務プロセスの可視化・分析により、
クライアントの業務効率化に貢献する。

A. I

A. I

有限責任 あずさ監査法人
Digital Innovation & Assurance統轄事業部
Digital Advisory事業部
アシスタントマネジャー


Profile
新卒で入社したシステム会社でSEとして要件定義や総合試験等の上流工程に携わった後、大手監査法人でIT監査業務に従事。経験を活かしてアドバイザリー業務に挑戦したいと考え、あずさ監査法人に入所。現在はDigital Advisory事業部、IT Audit事業部、Digital Innovation事業部の3事業部を兼務。ワークライフバランスが整った職場で仕事も趣味も充実した日々を送る。趣味はアイドルの追っかけで、推しグループ(女子)のツアーのために全国を飛び回る。

クライアントとともにデータ活用の道を探る

私が所属するDX Consultingチームは、非監査クライアントに対して幅広いDX(デジタルトランスフォーメーション)支援の業務を提供しています。例えば、会計や財務に関連したシステムの監査である「システム監査」(※)やデータ分析の支援も行っています。私はチーム内でクライアントのダッシュボード構築のアドバイザーとして参画しました。ダッシュボードとは企業内に散在する各種データを集約・可視化して、車のダッシュボードのように情報を分かりやすく一覧で表示するツールのことです。
クライアントからはよく、「このデータを何か業務に活かせないか」という漠然としたご相談をいただくことがあります。企業活動の指標となるデータは企業内に山のようにあるものの、それを前にしてどのように集約し、分析したら良いか、途方に暮れている担当者はたくさんいらっしゃいます。そうした悩みを解決するために、データを可視化するBIツールなどを使ってダッシュボードを構築するお手伝いをするわけです。
クライアントと一緒になってダッシュボードをつくりあげ、情報の可視化によって、たとえば業務の効率化に結びつけられたときは確かな達成感が得られますし、クライアントに貢献できた喜びも味わえます。そのプロセスはSE時代に携わっていたシステム開発のプロセスにも通じるため、培ってきた知見を活かせているという手応えもあります。
前職までの経験を活かして、より幅広い領域でクライアントに貢献する仕事がしたいというのが、私があずさ監査法人に入所した理由でした。その想いが叶っているという実感は、何よりも嬉しいものです。

※財務報告の適正性に関係するITのリスクとコントロールを監査するIT監査に対し、システム監査は、システムの安全性や有効性を監査する。

A. I
見えない課題を浮かび上がらせる

また、プロセスマイニングを活用したデータ分析にも携わっています。(※)
クライアントの業務プロセスを理解する際、従来は文書化された業務フローを確認したり、 ヒアリングするといった手段が主でした。それに対し、クライアントの受発注・出荷・会計などの実データを抽出・加工・整形して業務プロセスを可視化し、例外的なプロセスや非効率なプロセスを検知する手法がプロセスマイニングです。ヒアリングではシンプルに思えた業務プロセスも、この手法を使うと、実は複雑に入り組んでいることがよくわかります。プロセスマイニングで可視化された会社のプロセスが一目瞭然となり、クライアントに与えるインパクトは大。長年働いていた担当者でも「当社の業務は、こんなに複雑なことになっていたのか!」と衝撃を受けることも少なくありません。
こうして可視化された業務プロセスを分析し、ルールから逸脱した業務や取引を見つけ出してクライアントに報告することが私の役割でもあり、そこから実際に業務改善の依頼に結びつくケースもあります。
プロセスマイニングもダッシュボード構築と同様、クライアントと肩を並べて業務プロセスの分析を行う過程で次第に課題が浮かび上がってくる、という面白さがあります。私はクライアントフェーシングが自分の強みだと認識しており、そうした持ち味が発揮できることにもやりがいを感じています。

※プロセスマイニングついては、プロセスマイニング - KPMGジャパンを参照。

A. I
充実した学びの環境に感動

私は文系出身で、SE時代もあまりコードを書くことはなく、要件定義や仕様などの文章を書いていました。そんな私があずさ監査法人に入所して感動したのが、学ぶ環境が非常に充実しているという点でした。
例えば生成AIです。あずさ監査法人では「AZSA Isaac」という生成AIを法人内で展開しており、AIに書いてもらったコードを試してみて、自分で修正してみて、というやり方で、経験のないプログラミング言語でも短期間で習得することができます。これはとても学習効率が高いです。また、社内研修用の動画も豊富に揃っており、ネットや書籍で学ぶよりもわかりやすいと感じています。さらに、使ってみたい言語やフレームワークやツールがあった場合、普通は開発環境を用意することが高いハードルになるのですが、あずさ監査法人では多くの開発環境が既に用意されていて、すぐに試すことができます。新しい技術を学ぶには、まず自分で触ってみることが大切ですから、こうした環境は本当に恵まれています。さまざまな学習の機会がいつでも必要なタイミングで得られるというのは、非常に素晴らしいと思っています。
部門間の垣根が低く情報の共有はスムーズですし、教え合う文化が根付いているので、他チームの人に質問をチャットするとすぐ隣の席に座っているかのような感覚で丁寧に答えを返してくれます。中途で入所した私がこうして基礎から無理なく学べたのですから、新卒で入所される皆さんも安心してください。

自分の道は自分で選びたい

現在私はアシスタントマネジャーであり、上司の指示のもとで業務に取組んでいます。当面の目標は、マネジャーとしてプロジェクトをリードしていく人材になることです。
その先については、テクノロジーに特化したスペシャリストを目指すか、プロジェクトマネジメントに力を発揮するリーダーの道を進むのかを選択することになるでしょう。自分がどちらに向いているか、今は決めかねています。いずれにせよ、キャリアに選択肢があり、自分の将来を自分で選択できることが素晴らしいと思います。
システム会社と別の大手監査法人で、私はシステム構築やIT監査の知識・経験を重ねてきました。あずさ監査法人でそれらを活かしつつ、アドバイザリーという新たな道を歩んでいることに、喜びを感じています。

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。


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