職員インタビュー1

DIA統轄事業部


究極のリアルタイム監査により、パーパスの実現を目指す。

A. F

T. F

有限責任 あずさ監査法人
Digital Innovation & Assurance統轄事業部
Digital Innovation事業部
シニアマネジャー
2017年入所


Profile
マーケティング会社での市場調査等の業務、教育関連会社での顧客情報の活用や営業施策効果検証等の業務を経て、データ分析や機械学習に関する知見を活かしたいと考え、2017年に次世代監査技術研究室にマネジャーとして入所。Digital Innovation部を経て、組織改編による名称変更によりDigital Innovation事業部所属に。2022年にシニアマネジャー昇格。休日は地域のボランティア活動として、地元のサッカーチームで審判などを務めている。

パーパス、ビジョンへの共鳴が動機に

「社会に信頼を、変革に力を」そして「The Clear Choice」。私があずさ監査法人への入所を決めた大きな理由は、KPMGのパーパス(存在意義)とビジョンに共鳴したことでした。そして、Digital Innovation事業部の前身である、当時の次世代監査技術研究室のメンバーから「次世代の監査ではAIとの連携は必須であり、データ分析のできる人材がカギを握る」という話を聞き、非常にビジョナリーなものを感じました。それまでの私はマーケティング会社や教育関連会社でキャリアを重ねており、監査法人とはまったく無縁でした。それでもあえて飛び込んでみようと決意したのは、KPMGジャパンのパーパスやビジョンに大きなやりがいを感じ、使命感を抱いたからです。
当時、次世代監査技術研究室に専任で所属していたのは10人前後。ベンチャーの気風とアットホームな雰囲気を兼ね備えた組織でした。そうした性質は保ちながらも、現在では100人を大きく超える組織へと育ったことには感慨を覚えます。以前より監査チームからの信頼感も厚くなり、さらにはクライアントへの貢献度合いも増しました。あずさ監査法人は日本を代表するような大企業や官公庁をはじめ、多くの企業・組織の監査を担っているため、私たちが社会全体に与える影響や責任は大きく、業務を通じ、パーパス、ビジョンの実現に向けて着実に歩みを進めている、そんな実感があります。

A. F
データサイエンティストとして

現在私が主に取組んでいるのは、リアルタイム監査の実装と横展開です。一般的に会計監査は年に1度の決算、あるいは四半期に1度のタイミングで行われます。しかし企業を取り巻く事業環境が目まぐるしい速さで変わっている今、このサイクルは十分な監査対応を行ううえで、現実に即さなくなってきています。そこで求められるのが、各種の事業数値をほぼリアルタイムで収集・解析する仕組みです。その実装が現実味を帯びてきた背景にはテクノロジーの進化がありますが、技術者なくしてその実現はありえません。私はデータサイエンティストとして、企業の基幹システムであるERP連携データを解析する仕組みの構築を担当しています。
監査業界は保守的な業界でもあり、データ分析や機械学習などの新しいテクノロジーの導入に対して、監査のメソドロジーに準拠しなければならないという障壁があります。ミスの許されない世界ですから、確実さや信頼性が求められるのは当然です。そのため改善の可能性があっても実現していないことが非常に多く、障壁をいかに乗り越えて新しい仕組みを導入し、監査品質の向上に結びつけていくかというチャレンジは、とても楽しくやりがいがあります。と言っても、まだまだやれることがたくさん残されているというのが実感で、さらに挑戦を続けていかなければなりません。

A. F
重視するのは、学習意欲の高さ

入所以来、組織が10倍以上の規模に成長しましたが、データサイエンス領域の人材採用と育成も担当しているので、組織の拡大にも貢献してきたという自負があります。データサイエンティストは今や引く手あまたですから、採用は決して簡単ではありません。しかし、育成支援が充実している点、優秀な人材が揃っている点、心穏やかな環境で働ける点などをアピールすると、多くの方が関心を寄せてくれます。特に人材面については、多様なバックボーンの人材が集まって良い化学反応を起こしていることが、Digital Innovation事業部の特徴です。例えばデータサイエンティストにとって、公認会計士と一緒に仕事ができる機会は少ないため、ここでは想定外の新たな学びが得られます。結果、自分のポテンシャルを引き出すことにつながる点に、魅力を感じる人は多いようです。
新卒の人材に関しては、1人ひとりを大切に育てていきたいと考えています。データサイエンティストは現実の事象を数理問題に置き換えて的確に解いていく仕事なので、ロジカルシンキングの力が試されます。また、それをわかりやすく伝えるプレゼンテーション力も必要です。しかし私が最も重視するのは、“学習意欲の高さ”です。テクノロジーはもちろんのこと、ここでは会計監査についても学ぶ必要があるため、新しいことを貪欲に吸収する姿勢こそ、何よりも大切な素養だと考えています。

専門職がリスペクトされるカルチャー

あずさ監査法人で過ごしてきた日々を振り返ると、専門職であることが尊重される組織であるという点に、一般事業会社との大きな違いがあると感じます。一般事業会社は管理職的なゼネラリストが高く評価され、昇進も早いというイメージがありますが、あずさ監査法人のメンバーは、公認会計士やデータサイエンティスト、ITの専門家など、ほとんどが何らかのスペシャリストであるため、専門職が専門職をリスペクトし、かつ互いに成長を促す風土があります。私にとってはそれがとても心地よく、この組織の強みだと感じています。
入所時に抱いた使命感は今も変わらず、同じ熱を持って私の中にあります。着実にパーパス、ビジョンの実現に近づいている実感はあるものの、まだまだ遠い道のりです。これからも業務データを収集と同時に解析、監査する、究極のリアルタイム監査の実現に向けて、歩みを続けていきます。

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。


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