Digital Innovation & Assurance 統轄事業部(DIA統括事業部)
テクノロジーとデータを起点に、企業変革を支援する。
テクノロジーが経営の競争力を左右する時代へ
AI等のデジタルテクノロジーの急速な進化により、企業経営を取り巻く環境は大きく変化しています。特に生成AIやAIエージェントの進化は目覚ましく、AIを活用するか否かではなく、自社の経営や業務にどう活かすかが問われる段階へと移りつつあります。企業に求められているのは単なるテクノロジーの導入ではありません。テクノロジーをどのように経営戦略へ組み込み、業務や組織、さらには企業文化まで含めて変革していくかが重要なテーマとなっています。
同時に、AIやAIエージェント活用の拡大に伴い、ガバナンスやリスク管理の重要性も高まっています。新たな技術がもたらす価値を最大化しながら、適切にリスクをコントロールしていくことが、企業経営における重要な課題となっています。
こうしたなかで、デジタル戦略を担う経営層(CIO/CDO/CEO/CFOなど)とともに、デジタル変革を推進するパートナーの存在が、これまで以上に求められています。
DIA統轄事業部は、IT監査を担うIT Audit事業部、監査DXやデジタルソリューション開発を担うDigital Innovation事業部、アドバイザリーサービスを提供するDigital Advisory事業部で構成されており、それぞれの専門性を活かしながら、CIO/CDOをはじめとする経営層の課題解決を支援しています。
本ページでは、主にDigital Advisory事業部およびDigital Innovation事業部が担う企業変革支援について紹介します。
CIO/CDOの戦略パートナーとして企業変革を支援
私たちは、テクノロジーとデータを活用し、企業や社会のデジタル変革を推進しています。
私たちの関心は、「どのシステムやツールを導入するか」ではありません。テクノロジーを活用して企業の競争力をどのように高めるか、どのような組織や業務のあり方を実現するかにあります。そのため、DX戦略や実行計画の策定から、施策の推進や定着化に向けた支援まで一貫して行っています。
クライアントは大手上場企業が中心です。生成AI・AIエージェントの活用推進、データマネジメントおよびデータ分析、情報セキュリティ・サイバーセキュリティ、AIガバナンス、デジタル人材育成など、幅広い領域でアドバイザリーサービスを提供しています。とりわけAI活用は多くの企業が直面する課題であり、全社的なAI戦略の策定から、現場の業務変革や意思決定の高度化まで幅広く支援しています。
特に監査法人として長年培ってきた企業経営や業務プロセスへの深い理解に加え、データ分析やガバナンス、リスク管理に関する専門性は私たちの大きな強みです。データをどのように経営に活用するか、AIをどのように安全かつ効果的に使いこなすか、テクノロジーをどのように企業価値向上へ結びつけるかといったテーマにおいて、経営に近い立場から、成長とリスク管理の双方の観点も踏まえて支援できることは、私たちならではの価値だと考えています。
例えば、企業にはERP(統合基幹システム)を活用しデータドリブン経営を進めたいというニーズがあります。こうしたテーマに対してKPMGでは、ERPの導入そのものではなく、ERPから得られる膨大なデータをどのように経営判断へ活用すべきかといった領域を支援しています。また、セキュリティやAIガバナンスの領域では、システムやツール導入そのものではなく、適切な管理体制やリスク管理の仕組みづくりを第三者的な立場から支援しています。
さらにKPMGジャパンでは横断組織である「KPMG AiX」のもと、AIによる企業変革を推進するFDE(Forward Deployed Engineer)組織を立ち上げました。我々が大事にしてきたフェアネスを中心に据えながら、クライアントと一体となって変革の実現に伴走することが、今後のサービスの中核となります。
監査法人だからこそ実現できる、経営とテクノロジーの架け橋
DIA統轄事業部の強みは、単にテクノロジーの専門性を有していることではありません。監査法人として長年にわたり培ってきた経営層との信頼関係や企業経営への深い理解を基盤に、CIOやCDOをはじめとする変革の担い手と連携しながら、企業変革に伴走できることにあります。私たちは、その基盤の上でデータとAI等の先端テクノロジーを活用し、企業価値の向上を支援しています。
AI・データ活用やDX推進は、単なるシステム導入ではなく、経営戦略や組織のあり方そのものを変える取組みです。AIエンジニアやデータサイエンティスト、リスクコンサルタント、セキュリティコンサルタント、公認会計士など、多様な専門人材が連携することで、テクノロジーを単なるITの話で終わらせません。経営者と同じ視座に立ち、テクノロジーを経営課題の解決へとつなげています。
さらに、監査法人ならではのガバナンスやリスク管理の知見も大きな強みです。生成AIやデータ活用が急速に広がるなか、企業には技術活用とリスクコントロールの両立が求められています。私たちは、データ活用やAI導入といった「攻め」の支援だけでなく、セキュリティやリスク管理、ガバナンスといった「守り」の領域まで一貫して支援しています。
また、目の前の課題への対応にとどまらず、将来の経営課題も見据えながら、特定のベンダーや製品に依存しない中立的な立場でクライアントに伴走できることも私たちの特長です。
こうした経営への深い理解とテクノロジーの専門性に加え、企業変革を加速させる「攻め」と、その変革を支える「守り」の双方を支援しながら、長期的な変革に伴走できること。それがDIA統轄事業部ならではの強みです。
多様な専門家とともに、デジタル変革の最前線へ
DIA統轄事業部では、コンサルティングファーム出身者、SIer出身者、事業会社出身者、公認会計士など、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。
また、職種もAIエンジニア、データサイエンティスト、ERPエンジニアといったテクノロジー人材から、DXコンサルタント、リスクコンサルタントまで多岐にわたります。
さらに、KPMGコンサルティング、KPMG Ignition TokyoといったKPMGジャパン各社のデジタル人材とも一体となって活動しており、データ分析基盤、AI、サイバーセキュリティ、デジタルソリューション開発などの先端領域に携わる機会も豊富にあります。これらの専門人材と日常的に協働できる環境であり、新たなテクノロジーやアイデアをいち早く提案に取り入れたり、構想段階から技術的な実現可能性を議論したりすることができます。今後、アドバイザリー領域の統轄機能を担う、KPMGアドバイザリーホールディングスのもとで、この動きはさらに加速していきます。
DIA統轄事業部で働く魅力は、テクノロジーを通じて企業変革の中心に携われることです。DX戦略やAI活用の検討段階からプロジェクトに参画し、企業の経営層とともに変革のあり方を考える経験を積むことができます。さらに、DX戦略や実行計画の策定から、AIやデータ活用、デジタルガバナンス、サイバーセキュリティまで、企業経営における重要テーマに取り組むことで、経営視点と技術視点の双方を身につけることができます。
変化の激しい時代においては、1つの専門性だけでなく、多様な知見を掛け合わせて新たな価値を創出する力が求められています。DIA統轄事業部は、多様な専門家と日常的に協働することで、自身の専門性をさらに磨きながら視野を広げ、企業変革をリードできる人材へと成長できる環境だといえるでしょう。