職員インタビュー2

DIA統轄事業部


デジタルのイノベーションは、心地よい環境から生まれてくる。

A. I

Y. T

有限責任 あずさ監査法人
Digital Innovation & Assurance統轄事業部
Digital Innovation事業部
アシスタントマネジャー
データサイエンティスト
2017年入所


Profile
新卒で医薬品開発業務受託機関(CRO)に入社し、製造販売されている医薬品についてのデータマネジメント業務および統計解析業務に従事。6年間勤務した後、ワークライフバランスの充実を求めて転職を決意し、あずさ監査法人に入所する。次世代監査技術研究室、Digital Innovation部を経て、組織再編による名称変更により現職に。入社3年目から4年目にかけて産休・育休を取得。休日には5歳の息子と公園に行ったり、買い物をしたりと、母親モードで過ごす。

監査チームを支援する分析ツールの開発

現在、私はテーラーメイド分析を開発・展開するデータサイエンスチームに所属しています。テーラーメイド分析とは、監査クライアントの業務内容や業界特性などを加味して設計された、そのクライアント専用の分析です。
データサイエンスチームでは、クライアント1社につき5人ほどでチームを組み、クライアントのデータや外部データなどを用いた分析により、監査リスクが高い領域や他と異なる動きを検出しています。具体的な分析方法や設計については監査チームと連携しながら共同で行い、ツールとして形にする部分を私たち分析チームが担います。実際に監査で活用したりクライアントに説明したりするのは主に監査チームの公認会計士であるため、誰にでも使いやすい・わかりやすいツールとなるよう、UI/UXデザインの知見も活かしながら開発します。いったん試作したのち、監査チームの確認・検討を経てブラッシュアップを重ね、半年ほどかけて分析ツールを実装、四半期や期末などのタイミングでクライアントから入手したデータを流し込み、品質チェックを行ったうえで監査チームに最終的な分析結果を提供し、監査の中で活用されます。
あずさ監査法人に入所するまで会計に関する知識はまったく持ちあわせていませんでしたが、入所後に簿記3級・2級を取得しました。取得のための研修やスクールへの通学補助など、手厚いサポートは大変助かりました。あずさ監査法人に入所しなかったらまったく縁のなかった資格ですから、自分の武器という点でも、取得してよかったと感じています。

A. I
監査品質の向上に貢献する

開発に際して、私は分析統括という立場でマネジメント業務を担当し、分析品質の向上に向けて全体をコントロールしています。テーラーメイド分析によってあずさ監査法人の監査品質そのものが向上し、クライアントからの評価が高まっていくことが仕事のやりがいであり、監査チームから頼りにされるチームであることが目標です。
私があずさ監査法人らしいと思うのは、監査チームとの距離がとても近いことです。IT部門やデジタル系の部署というのは、同じ社内なのに、時には“下請け”的な立場になってしまうこともあります。しかし、あずさ監査法人ではそのようなことはまったくなく、同じ目線、同じ志の仲間として、一緒に監査の品質を高めていこうというスタンスで取り組んでいます。それだけに監査チームの一員として貢献できたことを実感できると、喜びもひとしおです。

A. I
人を否定しない・お互いをリスペクトする文化

私の所属するDigital Innovation事業部には、多くの“尖っている”人材がいます。例えばAIについてものすごく深掘りしている人、統計学なら誰にも負けない人、画像認識が大好きな人、コードが書けるなら何でもいいという人など傑出したスキル・知識量を持つ彼らですが、一般向けにかみ砕いて説明してくれるのでとても頼りになります。そのせいか、尖った人たちなのに、本人たちは極めて普通の常識人だと認識している、そのギャップが面白いです(笑)。
事業部の雰囲気はまるで大学の研究室のようで、誰かが新しいガジェットを手に入れたらみんなで囲んで面白がり、さらには自分たちが欲しいと思ったシステムがあれば部品を買ってきて実機まで含めて自分たちで開発するような、自由で生き生きとしたカルチャーがあります。
こうした雰囲気は私にとってとても心地よく、ポジティブに感じられます。何よりも嬉しいのは、人を否定しない・お互いをリスペクトする文化があることです。誰かが突拍子もないアイデアを口にしても否定されることはなく、「ここをこうしたら意外とうまくいくのでは?」「面白そうだから、まずはやってみようか」と受け止められます。そんな社風だからこそ、経験の浅いメンバーでも遠慮せず意見を口にすることができますし、それが他のメンバーの刺激にもなっていると思います。
尖った人、すなわちさまざまな得意分野を持つ人が集まって、遠慮せずにアイデアを出し合う、さらにリスペクトをもってそのアイデアを磨いていく。イノベーションを生みだすには最適な環境だと思います。

充実のワークライフバランスを実現

私が縁もゆかりもなかった監査業界への転職を決めたのは、正直に言うと業界に強い関心があったわけではなく、前職がハードワーク過ぎて、「あずさ監査法人はホワイトだ」と人に勧められたからでした。入所した当初はゆとりのある働き方ができたとしても、なし崩し的に負荷が上がっていくのではと疑っていたのですが、1年経ち、2年過ぎても変わらず。「ここは本当にホワイトだ!」と驚きました(笑)。
繁忙期はありますが、過度に残業することはほとんどありません。自身の裁量や判断で仕事を進められる自由度があるため、お互いの予定を考慮しながら仕事を進めることができます。その分責任もあるため、誰もが真面目に取り組んでいます。その結果、無駄な残業をせず時間内に終わらせることができているように思います。職場の中にさぼっている人が誰もいないというのは、心地よいものです。有給休暇も十分に取得できており、消化できないと注意されるほどです。私生活も大切にすることが当たり前の文化として根付いていますね。
また、仕事と育児や介護を両立させながら、段階的にフルタイムの勤務へ戻り、活躍できるようにサポートする「フレキシブル・ワーク・プログラム」制度があり、子どもの小学校卒業まで「週2日を限度とする勤務免除」「短時間勤務」「就業時間の繰り上げ・繰り下げ」などの勤務形態で働くことができます。私もこの制度を利用して、息子のお迎えのために就業時間を繰り上げて働いています。
将来のキャリアについては、次のステップとしてマネジャーを目標に進んでいきたいと思っています。あずさ監査法人には個々のキャリアプランに合わせて働き続けられる制度・環境が整っているので、無理せずじっくりと自分らしいキャリアを築いていきたいと考えています。

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。


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