HRD system and career

制度・キャリア

KPMGの多様性(IDE)

KPMGは、一人ひとりの多様な経験、文化、アイデンティティ、考え方を受け入れ、尊重し、協力的でオープンかつインクルーシブな環境を目指しています。
「高品質なサービスの提供をもってクライアント・社会に貢献する」という目標を達成するためには、国籍、カルチャー、ジェンダー、障がいなど、あらゆる多様性を受け入れ、異なる見解や価値観を認め合いながら、お互いの違いを活かしてそれぞれが高い能力を発揮することが重要です。
KPMGは、IDE(インクルージョン、ダイバーシティ&エクイティ)を理解し、自分らしく活躍し、お互いを尊重するカルチャーをつくるためのさまざまな取組みを行っています。

インクルージョン:

自分らしさを活かし、お互いを尊重しながら活躍ができる、信頼に基づいた安全なKPMGのカルチャーです。

ダイバーシティ:

働く職員の多様性を意味します。KPMGジャパンのメンバーは、多様な経験、文化、資質、特性を持っています。これら多様性を認識し、尊重をしています。

エクイティ:

それらすべての多様な人々に対して、公平なアクセス、機会、成長を実現することを意味します。

KPMG

キャリアパス

KPMGにおける職位(クラス)は、おもにパートナー、ディレクター、シニアマネジャー、マネジャー、シニアコンサルタント、コンサルタント、ビジネスアナリストに分けられています。
各クラスには明確な役割と評価軸が設定され、業務上の行動指針となります。

  • Partner

    パートナー

    プロジェクトの総責任者として、事業の大局を把握し、提供するサービスの品質、クライアントとの良好な関係維持についての最終的な責任を負います。また、クライアントの潜在的なニーズを掘り起こし、積極的な業務開発推進を行うことが求められるとともに、ファーム運営や事業拡大に責任を持ちます。

  • Director

    ディレクター

    プロジェクトの総責任者としての役割を担い、部門内の各専門チームのトップとして、チーム全体を統括します。パートナーをサポートし、ファーム運営や事業拡大にも責任を持ちます。

  • Senior Manager

    シニアマネジャー

    プロジェクトの現場責任者として、より高度な知識と経験を背景に難易度の高い業務を担当します。自己の専門分野においては、リーダーとしてクライアントのみならず、パートナーやディレクターにも助言を行います。ファーム運営・事業拡大にも携わり、クライアントの経営層との関係構築を任されます。

  • Manager

    マネジャー

    Assistant Manager

    アシスタントマネジャー

    プロジェクトの現場責任者として、クライアントも含めたプロジェクトチームをリードします。クライアントにおける具体的および潜在的問題点の把握と解決を行い、クライアントの経営層との関係構築を任されるようになります。

  • Senior Consultant

    シニアコンサルタント

    自己が策定した作業スケジュールに基づく必要業務の適時的な完結と、その業務内容について一定の責任を持ち、後輩への指導の中心的な役割も果たします。クライアントの担当者とのやり取りの中心にもなります。

  • Consultant

    コンサルタント

    コンサルタントとして基礎的な業務を経験すると、業務の難易度が徐々に高まってくると同時に、業務遂行の中心的な役割を担うようになり、クライアント担当者との窓口も任されるようになります。

  • Business Analyst

    ビジネスアナリスト

    プロジェクトにアサインされ、主に調査・分析・コンプアライアンス業務などを担当し、チームをサポートしていきます。業務を通じて、上位職の指導を受けながらコンサルタントとしての基礎力を身につけていきます。

教育研修制度

KPMGジャパンでは、実務以外で知識・スキルを習得する「OFF - JT」、実務を通じて経験を積む「OJT」、自らのテーマ設定で能力やスキルアップを図る「自己啓発(=Opportunity)」の3つの手法を組み合わせ、テクニカルスキル、ソフトスキル、グローバルスキルを段階的に習得することができる、充実した教育研修制度が用意されています。

no.1

OFF-JT

Off-JTは、テクニカルトレーニング・ソフトスキルトレーニング・グローバルスキルトレーニングに分かれ、各ファームやKPMGジャパン全体での研修、また海外メンバーファームとのグローバルトレーニングなど多岐にわたり提供されています。研修トピックも豊富であり、職位を問わず成長できる機会が提供されています。

no.1

OJT

Off-JTで獲得した知識や考え方を実務に活かすため、OJTにも力をいれています。OJTは基本的に所属するチームの上位職によって行われ、ファームが個人の成長を支援するための人事制度も整えています。コンサルタントとしてのスキル、専門性の獲得を早期に目指していきます。

no.1

Opportunity

自己啓発研修の幅は広く、能力やスキルアップを図る研修、集中力の強化やストレス軽減を学ぶ研修など、多岐にわたります。ファームが企画する研修に加えて、外部の多様な研修も受講できるように研修受講費用の一部を負担するなどの制度も整っています。

テクニカルトレーニング

コンサルタントとして、専門性を高めるためのプログラム。
  • 集中トレーニング(新入社員研修など)
  • 基礎トレーニング
  • トピック別トレーニング(少人数制、ゼミ形式など)

ソフトスキルトレーニング

コンサルタントに求められるスキル・意識を養成するためのプログラム。
  • 基礎スキルトレーニング
  • 職位別トレーニング
  • マインドフルネス研修
  • 業務効率化研修
  • 外部講演受講

グローバルスキルトレーニング

グローバル案件に携わるために欠かせない語学力向上とグローバルなマインドを備えたプロフェッショナルの育成を積極的にサポート。
  • オンライン研修
  • TOEIC ® テスト受験サポート
  • 海外語学留学プログラム

KPMGグローバルトレーニング

海外KPMGメンバーが各国で主催する各種研修へ選抜派遣し、職位毎の役割を多角的な視点で学ぶプログラム。研修を通じて、各国での参加者と交流を深め、ネットワーク構築を図ることも目的としています。
  • サービス別トレーニング
  • 職位別トレーニング
  • オンライントレーニング

海外派遣

グルーバルスキルトレーニングに加え、世界に広がる赴任先33ヵ国、55都市において、実際に海外で業務を行うプログラム。
  • 海外駐在
  • 長期/短期派遣
  • グローバルインターンシップ
海外派遣先
英国/フランス/スペイン/ドイツ/オランダ/トルコ/ベルギー/チェコ/ハンガリー/ポーランド/ルクセンブルク/アイルランド/ケニア/南アフリカ
オーストラリア/ニュージーランド/シンガポール/タイ/マレーシア/インド/インドネシア/カンボジア/フィリピン/ベトナム/ミャンマー/韓国/中国
米国/カナダ/ブラジル/メキシコ/チリ

KPMGジャパンアドバイザリーアカデミー

KPMGジャパンは、アドバイザリー領域のプロフェッショナルの育成と更なる成長を図るための新たな人材育成施策として「KPMGジャパンアドバイザリーアカデミー(KJAA)」を立ち上げました。
KJAAではプロフェッショナル自身のニーズに応じて、プラットフォーム上でいつでも必要な研修を受けることが出来ます。

従来、プロフェッショナルは特定分野を深く突き詰める人材と定義されてきました。今後はそういった人材の育成に加え、幅広い分野に精通した人材や全く異なる複数分野のスキルを持った人材の育成にも注力します。
既存のプロフェッショナルとしての道を進むのではなく、自らの興味、社会・クライアントニーズを鑑みてプロフェッショナル自身が自分なりのプロフェッショナルの姿を思い描いて学び、キャリアを形成していくことを支えていきます。

メンバー同士の交流

KPMGでは、メンバーファーム間を横断するプロジェクトも非常に多く、メンバー同士の交流は活発に行われています。

さらに、KPMGジャパンでは、さまざまなイベントも開催されています。所属するファームや部署を超えて多くの人が参加するイベントは、新たなネットワークやリレーションを築くきっかけとなり、KPMG全体のチームワークを高めることに繋がっています。
カジュアルな雰囲気で日頃一緒に仕事をしているメンバーとの交流や他ファームメンバーと知り合うことを目的とした「KPMGジャパンハッピーアワー」の開催や、国籍やスポーツ経験も異なるメンバーで国内外の都市を歩き、完走を目指すチャリティーイベント「チャリティ・トレッキング・イベント」への参加など、さまざまなイベントを通じて交流を深めています。

KPMGジャパンキックオフ

KPMGジャパンのメンバー全員が一堂に会し、ジャパン全体のビジョンやゴールを共有しメンバー全員の想いをひとつにする重要な機会です。マネジメント層からファーム運営の方針が示され、毎年異なるテーマでディスカッションが行われます。KPMGジャパンのメンバーであることをさまざまな観点から意識し、自らがKPMGのことを考え、理解を深めることで、新たな気付きをよりよいクライアントへのサービス提供に活かしていきます。

シチズンシップ活動

KPMGのメンバーは、企業市民として、また、社会の一員であることを自覚し、プロフェッショナルとしての責任を果たすとともに、私たちを支えている社会および環境をより豊かなものとするための活動に積極的に取り組んでいます。パラスポーツへの支援、被災地復興や教育分野における社会貢献の取組み、グローバルな課題、環境問題への対応など、さまざまなシチズンシップ活動に参加しています。

クラブ活動

ゴルフ、フットサル、バスケットボール、マラソン、吹奏楽など、メンバーファームの垣根を越えたさまざまなクラブ活動が行われています。スポーツクラブは定期的に大会を実施し、吹奏楽クラブなどは各ファームのクリスマスパーティや打上げパーティなどで日ごろの練習の成果を披露しています。